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淳、光と闇
第38章 ゆりの願い、母の祈り
孫が一気に三人…

省吾は今が幸せの頂点だと思った。

「長生きせねばな…」

「そうよ…お父さん…」

結花とゆりは省吾に寄り添って

幸せを感じていた。

しかし、その幸せは長くは続かなかった。

「キキーーッ!!
ドン!!」

交差点で三人めがけて突っ込んで来た

乗用車がゆりたちを襲った。

「危ない!!!」

ゆりはとっさに省吾をかばった。

省吾を突き飛ばし自分が車の前に。

突き飛ばされた省吾は結花が

がっちりと支えた。

「バーーン!!
ドン…」

ゆりは乗用車のボンネットに

跳ね上げられてそのまま空中に…

そして…とっさにお腹を庇ったゆりは

左胸を強打して落下した。

「ゆ、ゆり!!」

「ゆりぃぃ!!」

省吾と結花がゆりの側へ駆け寄った。

由美がSPに

「大至急!!
救急車!!
早くしなさい!!」

血相を変えて省吾の元へ走る由美。

「旦那様、お怪我は??」

「わしは大丈夫じゃが
ゆりが…ゆりがぁ!!」

「ゆり、しっかりしなさい!!
ゆり、ゆりぃぃ!!」

結花が懸命にゆりを呼ぶ。

ゆりはぐったりして動かない。
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