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第39章 勝枝壮絶！淳ナースキャップへの誓い

「省吾様…」

「玲子さん…」

「私…辛う御座います。」

「うむ…しかし…」

「お願いで御座います。
どうか…どうか…
あの子と…親子の名乗りを！！」

「わしとゆり、結花の事で
弱気になられましたか？
それとも…母性本能が？」

「何と言われようと…
あの子は私の…うぅぅ…」

「しかし、それを実行して
親子の名乗りを上げれば
玲子さん、その後を
考えましたか？」

「それは…」

「それをすれば…
貴方の過去をさらす事になる。
さすれば…貴方はどうなる？
それより、美紀さんはどうなる？
それを…考えなされ…
白状だと、無慈悲だと思われても
それでも伏せておくのが
お互いの為じゃよ。」

「う、うぅぅぅ…」

「お気持ち、察しますぞ。」

「は…い…」


省吾はその権限を初めて

フルに実行した。

これにより名実共に省吾の

権力の強さが世に知らされる。

警察は省吾に勝枝をレイプした犯人の

精液のデータを提供した。

省吾は犯人を逮捕するのは

淳達が犯人にきちんとけじめを

つけてからと約束させた。