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淳、光と闇
第39章 勝枝壮絶!淳ナースキャップへの誓い
「全く…
なんでそんな天使のような
看護師が死ななければ
いけないんだ?
世の中…間違っている…
分った、外科婦長さんよ?
必ず敵を俺が取らせてやるよ。」
健がデータを静かに自分の手に収めて
「では、勝枝の弔い合戦だ!!」
病室では勝が寛いでいた。
「勝…ちょっと良いか?」
健がドアを蹴り上げて手を
ズボンに突っ込んで部屋に入ってきた。
「邪魔するぜ?」
「先生、何の用ですか?
ドアが壊れましたよ。」
勝がむすっとして言う。
「ドアなんか後で俺が
直してやるよ。
それより…勝…
てめぇ、勝枝をやったな?」
健は勝を睨みつけた。
「何を言ってるんです?
私はそんな物騒な事しませんよ。」
「そうか…
では…これは…何だ?」
「何ですか?これ…」
「これはな…
勝枝が死んだ時にレイプされて
勝枝の体から検出された
精液のDNA表だ…
勝枝をレイプして…
殺したのはお前だな?」
「ち、違いますよ!」
「では…お前のDNAを調べて…
これと照らし合わせるか?」
「その表はどうして先生の手に?」
「そんな事はどうでも良い…
ま、しいて言えば…
警察に顔が利くと言う事。
さぁ、どうなんだ?」
「検査の準備は出来ていますよ?」
咲が勝を睨みつけて言う。