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第40章 結花とゆり、お泊まり

「ところでゆり。
子の名前は？」

「あ、そうそう…
お父さん、天馬と翔馬、
そして優子だよ。」

「おうおう…
天馬、翔馬、優子…
ジィだよ…」

優子という名前は省吾がつけた名前。

優しい女の子に育って欲しいと

省吾が命名した。

省吾は三人の孫を膝に乗せて

「さぁさぁ…じいだよ？」

鼻の下を伸ばす省吾。

「あらら…」

結花が目を丸くしている

「これがこの辺の有力者？？」

「ははは…
権力を持ってもジィはジィだ。」

優子は省吾の膝の上で抱っこしてと

省吾にねだり天馬と翔馬は

省吾のひげが珍しいのか

ひげを引っ張っている。

「これ…天馬、翔馬、
いけません！！」

ゆりが怒るも省吾は

「いいんじゃ、良いんじゃよ…」

と目を細めて優子を抱っこした。

「じぃ、じぃ…」

片言で甘える優子。

「おうおう…
優子や…じいが分るのか？」

めろめろの省吾。