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淳、光と闇
第6章 省吾と孫と誕生日と
「旦那様、お誕生日
おめでとうございます!!」
手作りの垂れ幕がかかっていて
由美が心を込めて作った手料理が
テーブルに並んでいた。
どれも省吾の好物ばかり。
「おぉぉ…これは凄い…」
省吾が中に入って客間の隅に目をやると…
淳が隅で小さくなっている。
「あら…あれは…
淳ちゃん??」
「淳ちゃん!!」
省吾が声をかけると淳はゆっくり振り向いた。
「旦那様…」
「淳ちゃん!淳ちゃん!!」
省吾が喜んで淳に駆け寄った。
「旦那様…
お誕生日おめでとうございます。
今日は私と淳ちゃんが
旦那様のお誕生日をささやかですが
お祝いしたいと思います。」
由美が頭を下げて省吾に挨拶をした。
「お前達…」
省吾の目に涙が溢れてきた。
「旦那様、泣いてはいけませよ?」
淳が笑いながら省吾に寄り添って
「お誕生日おめでとうございます。」
と深々と頭を下げた。
「由美君、これは…」
「旦那様、今まで誕生日などと
決して気にしませんでしたが…
今年は淳ちゃんに出会って
せっかくのお祝いを一緒にしようと
私が計画しました。
余計な事を致しまして
申し訳ありませんでした…」
由美が再度頭を下げた。
「由美君…」
省吾は由美の気持ちがよく分かった。
「旦那様!!」
淳は省吾に抱き着いて
「まずはこれプレゼント…」
と省吾の頬にキスをする。
おめでとうございます!!」
手作りの垂れ幕がかかっていて
由美が心を込めて作った手料理が
テーブルに並んでいた。
どれも省吾の好物ばかり。
「おぉぉ…これは凄い…」
省吾が中に入って客間の隅に目をやると…
淳が隅で小さくなっている。
「あら…あれは…
淳ちゃん??」
「淳ちゃん!!」
省吾が声をかけると淳はゆっくり振り向いた。
「旦那様…」
「淳ちゃん!淳ちゃん!!」
省吾が喜んで淳に駆け寄った。
「旦那様…
お誕生日おめでとうございます。
今日は私と淳ちゃんが
旦那様のお誕生日をささやかですが
お祝いしたいと思います。」
由美が頭を下げて省吾に挨拶をした。
「お前達…」
省吾の目に涙が溢れてきた。
「旦那様、泣いてはいけませよ?」
淳が笑いながら省吾に寄り添って
「お誕生日おめでとうございます。」
と深々と頭を下げた。
「由美君、これは…」
「旦那様、今まで誕生日などと
決して気にしませんでしたが…
今年は淳ちゃんに出会って
せっかくのお祝いを一緒にしようと
私が計画しました。
余計な事を致しまして
申し訳ありませんでした…」
由美が再度頭を下げた。
「由美君…」
省吾は由美の気持ちがよく分かった。
「旦那様!!」
淳は省吾に抱き着いて
「まずはこれプレゼント…」
と省吾の頬にキスをする。