この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
淳、光と闇
第6章 省吾と孫と誕生日と
「淳ちゃん、美人というものは
ある時はかなり厳しいのだが…
君のところもそうかね?」
「え??は、はい…」
この答えを優子が聞いたら自分は
間違いなくお仕置きだな…
淳はそう思って首をすくめた。
「あの…」
「淳ちゃん、なんだね?」
「これは余計な事かもしれませんが
旦那様と由美さんって??」
怒られるのを覚悟で
淳は省吾に聞いてみた。
「わかるかね?
私と由美君は愛する中だよ…
妻に先立たれて私の悲しみを
癒してくれたのが由美君。
孫を失ったときもいつでも
そばにいてくれたのが由美君。
本当なら由美君にふさわしい
相手を探してやるのが私の務めだが…
由美君にその話をすると
「由美は一生旦那様の
お傍におりますから
結婚相手などいりません。
彼氏などもってのほかです!!」
こう言って聞かないのだよ。
困ったものだね…」
省吾はそう言って笑った。
「やっぱりそうなんですね…」
淳は納得したようだった。
「ところで淳ちゃん…
あのな…お願いがあるのだが…」
それを聞いた淳は嫌な予感がした。
「旦那様!!」
キッと省吾を睨んだ淳。
「ははは…
下心バレバレだな…
やっぱり…駄目かな?」
「旦那様!!
由美さんに言いつけますよ?」
「それは困るというか…
由美君もそれは承知なんだよ」
「は、はいぃぃ…??」
「由美君はたとえ私が淳ちゃんを
抱いても自分が上だと思っている。
だから多少の事では動じないよ…」
「は、はぁ…」
「それで…あの余裕なんだ…」
淳も納得した。が、しかし…
それとこれとは意味が違う。
ある時はかなり厳しいのだが…
君のところもそうかね?」
「え??は、はい…」
この答えを優子が聞いたら自分は
間違いなくお仕置きだな…
淳はそう思って首をすくめた。
「あの…」
「淳ちゃん、なんだね?」
「これは余計な事かもしれませんが
旦那様と由美さんって??」
怒られるのを覚悟で
淳は省吾に聞いてみた。
「わかるかね?
私と由美君は愛する中だよ…
妻に先立たれて私の悲しみを
癒してくれたのが由美君。
孫を失ったときもいつでも
そばにいてくれたのが由美君。
本当なら由美君にふさわしい
相手を探してやるのが私の務めだが…
由美君にその話をすると
「由美は一生旦那様の
お傍におりますから
結婚相手などいりません。
彼氏などもってのほかです!!」
こう言って聞かないのだよ。
困ったものだね…」
省吾はそう言って笑った。
「やっぱりそうなんですね…」
淳は納得したようだった。
「ところで淳ちゃん…
あのな…お願いがあるのだが…」
それを聞いた淳は嫌な予感がした。
「旦那様!!」
キッと省吾を睨んだ淳。
「ははは…
下心バレバレだな…
やっぱり…駄目かな?」
「旦那様!!
由美さんに言いつけますよ?」
「それは困るというか…
由美君もそれは承知なんだよ」
「は、はいぃぃ…??」
「由美君はたとえ私が淳ちゃんを
抱いても自分が上だと思っている。
だから多少の事では動じないよ…」
「は、はぁ…」
「それで…あの余裕なんだ…」
淳も納得した。が、しかし…
それとこれとは意味が違う。