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淳、光と闇
第7章 小さな命 武への愛
「僕、ハンバーグ!!」
「分ったよ…」
まさえは調理場で指示を出しながら
ハンバーグをこしらえている。
その間二人はコーヒーと
ジュースを飲みながら
楽しそうに話をしていた。
「ねぇ、お姉ちゃん?」
「なぁに?」
「彼氏…出来たの?」
「ぶぅぅぅ!!」
淳はコーヒーを噴出した。
「こら!!武!!」
「何だよ…」
「いきなり…
なんて事聞くのよ?」
「だって…」
「心配しなくても…
お姉ちゃんには
彼氏なんていないわよ!!」
「やっぱり…
お姉ちゃんには無理か…」
「ちょっとぉ、
どういう意味よ?」
「そのまんま…」
「全く…」
「こらこら…
せっかくのデートに
喧嘩する人がいるかい?」
そう笑いながら
まさえはハンバーグを
運んできた。
「あれ??」
二人が見た皿には
ハンバーグのほかに
ミートボールやメンチカツなど
武の好物が山盛りとなっていた。
「これは…?」
「これは…
食堂からの
武へのプレゼントだよ。
さぁ、たんと…おあがりな…」
優しいまさえの言葉に武の目に涙が…
「叔母ちゃん、有難う…」
「まさえさん、
有難うございます…」
「良いんだよ…
武、しっかり食べて
早く元気におなりなよ?」
「うん!!」
旨かった…どんな御馳走よりも
この食事は旨かった。
武は幸せを感じて夢中で食べている。
それを優しい目で
淳とまさえが見ていた。
「分ったよ…」
まさえは調理場で指示を出しながら
ハンバーグをこしらえている。
その間二人はコーヒーと
ジュースを飲みながら
楽しそうに話をしていた。
「ねぇ、お姉ちゃん?」
「なぁに?」
「彼氏…出来たの?」
「ぶぅぅぅ!!」
淳はコーヒーを噴出した。
「こら!!武!!」
「何だよ…」
「いきなり…
なんて事聞くのよ?」
「だって…」
「心配しなくても…
お姉ちゃんには
彼氏なんていないわよ!!」
「やっぱり…
お姉ちゃんには無理か…」
「ちょっとぉ、
どういう意味よ?」
「そのまんま…」
「全く…」
「こらこら…
せっかくのデートに
喧嘩する人がいるかい?」
そう笑いながら
まさえはハンバーグを
運んできた。
「あれ??」
二人が見た皿には
ハンバーグのほかに
ミートボールやメンチカツなど
武の好物が山盛りとなっていた。
「これは…?」
「これは…
食堂からの
武へのプレゼントだよ。
さぁ、たんと…おあがりな…」
優しいまさえの言葉に武の目に涙が…
「叔母ちゃん、有難う…」
「まさえさん、
有難うございます…」
「良いんだよ…
武、しっかり食べて
早く元気におなりなよ?」
「うん!!」
旨かった…どんな御馳走よりも
この食事は旨かった。
武は幸せを感じて夢中で食べている。
それを優しい目で
淳とまさえが見ていた。