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同級生はヴァイオリニスト
第2章 ほんとのレイプ

嫌なのに…嫌なのに身体は反応してしまう。
「僕達に抱かれるのを楽しみにしてるんですか??かわい笑」
「違う! 嫌!! 離して!!」
「離しません。うるさい口ですね。」
そう言って黒髪の少年は私にキスをした。クチュクチュ…部屋に水音が響く。
「…ン…ハァ…ンン…」
感じちゃダメなのに…
彼の舌遣いが私をめちゃくたゃにしていく…
「感じちゃいましたか??」
「感じてなんかない!」
「これでも?」
「アンッ!…」
彼の手が首筋を伝っただけで声が出てしまった…
「素直に気持ちいって言いましょうよ?」「気持ちよくない!」
「へぇー もうちょっと素直にならないと可愛くないですよ?せっかくの美人が台無し。」
「あなたにそんなことを言われる筋合いなんてない!」
「はるとと呼べといったでしょう?」
口調は穏やかなのに彼の目は怒りに溢れていた。
「もういいです。僕のことが欲しくなるぐらいめちゃくちゃにしてあげますよ。」
そう言い終わる前に私のブラを捲り上げてわざと音が出るように胸をなめ回した。
「アァッ! ンン…!ハァ…ヤメ…テ!」
さっきのキスとは別人のように荒々しい舌遣い…
やめろといっても聞いてもらえるわけもなく…
腹が立って私は彼のあそこを蹴った。
「ぃって…痛いことでもされたいわけ??
もし俺が手を離したとしても、逃げ出せるとでも思ってんの??そんなことしたら明日のトップニュースだな笑『国民的ピアニスト 全裸でホテルのフロントに駆け込む…』とか書かれちゃって??笑 それはそれで面白いけど 逃げるならどーぞ 逃げる勇気があるのならって話だけどね~笑」急に口調が変わった黒髪の少年…
でもそんなことは気にならなかった。
悔しくて悔しくて涙がとどめなく溢れた。
「泣いてる顔も可愛いよ…さすが兄貴の彼女 あ、元彼女か」
「え……?」
「俺の名前は『瀬野悠斗』瀬野彰也の弟だ。正確には義理の弟だけど」
「…じゃあなんで…こんなことするの…」
「俺は、あいつが嫌いだから」
「もう私と彰也は関係ないの!!」
「あいつのせいで俺は大切な人を失ったんだ」

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