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渇いた人妻たち
第7章 偶然の快楽
 その食事中突然に妻が使っていた箸の先で肉棒を挟んできた。
 「今夜のコレは少し元気が無いみたいだけどどうしてなの?」
 「何時もと変わりなく立っているだろ?」
 「違うわ、さっき口にした時何時もの硬さが無くて袋にも張りが無かったわ、遊んできたんでしょう?」
 妻に鋭い質問を浴びせられた征男は内心ギョッとしたが、昼間梨花と絡み何度も放出したのが原因なのは分かっていたので平然としていた。
 「昨夜寝就かれなかったので、睡眠薬代わりにマスタベーションをしたのさ」
 外で遊んできて不審な目で見られた時に征男が何時も使う口実だった。
 「そうかしら、また悪い癖が出て女遊びをしてきたのかと思ったわ」
 「女房妬くほど亭主持てずで、この歳になるとそう簡単に女は出来ないよ」
 「判らないわよ、あなたの場合は死ぬまで治らないと思うわ」
 征男は過去に何度かの女遊びを見破られた経緯があり、妻からは時々にその事を持ち出されてプレッシャーを掛けられていた。

 「男だから少しくらい遊ぶのは仕方ないと思っているけど、私に分からないように遊んでね?」
 「はい、バレ無い様に充分気を付けます」
 「まあぬけぬけと・・・」
 夕食を終え寝室へ移動して、征男は後ろ暗い事をしてきた後なので普段より何倍も妻の裸体を細まめに愛撫した。妻も誰に憚ることも無く、セックスに没頭できた様子でその夜は何時に無く淫らに激しく乱れ、満足げであった。 そして征男の肉棒はその日の過度の使用による摩擦で、表皮が赤くなり少し痛みを伴うような状態になり、永い女体漬けの一日にようやく幕が下りたのだった。
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