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渇いた人妻たち
第8章 快楽の共有 「最終章」
 子供の夏休みも終り新学期となった九月、征男と肉体関係を持った三人の母親たちは登校時間には、子供を送り出すために毎朝その姿を駅前広場の片隅に見せていた。
 その夫々が内心で[私はあの駅長さんに愛されたのよ]と、優越感のようなものを持ちながら他愛も無い日常話をしているところを征男は窓ガラス越しに眺めながら、夫々に魅力があり、優劣がつけ難く、公平に抱いてやらねばと考えを新たにしていた。
 梨花からは夫の居ない夜に、征男が勤務していると渇きを訴えるメールが頻繁に来るようになり、その内容も次第に過激さを増してきていた。
[今夜はアソコが疼いて仕方が無いの、鎮めに来てくれませんか][行けないからオモチャを出してきなさい][スキンを被せなさい][被せました][スイッチを入れてアソコに入れてみなさい][入れました、凄く感じています][イッタら後で教えなさい][軽くイキました][拭いて寝なさい][ありがとうお休みなさい、またね]
 征男は主の居ない留守中に梨花の家に行って、彼女を抱くだけの勇気は持ち合わせていなくて、エッチなチヤットをしながら彼女にオナニーをさせていた。ある夜はそれだけでは肉体の火照りが治まらなくて、どうしても抱いて欲しいと訴えて来た。[車の中でしてあげようか][お願いします][シャワーを浴びて行きます][ノーパンノーブラで僕の車で待っていなさい]

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