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渇いた人妻たち
第8章 快楽の共有 「最終章」
 征男は急いで車のロックを解除しておいてから車内で潮を噴かれると困ると思い、有るだけのタオルを紙袋に入れ、それを手に車へ行きドアを開けた。
 室内灯に映し出された彼女は、虚ろな目をして、それまでオナニーをしていたと想われるパジャマ姿のままで助手席にちょこんと座っているのだった。
 終列車後の深夜なので、その室内灯を消すために素早く乗り込み、征男が予め目星をつけている場所へと車を走らせながら、左手でパジャマの下を確かめようと、初めにノーブラの胸を触り、次にゴムの所から秘部を目指して差し入れてみた。その中指は、愛液をいっぱい溢れ出しているワレメに届いた。
 「凄く濡れてるよ洗ってきたんだろ?」
 「えぇ、シャワーで洗ってきたのよ」
 「それなのにどうしてこんなに出ているの」
 「貴方に抱いてもらえると分ってから流れ出してきたみたいよ」
 「お尻の所が濡れるだろうから膝迄下げてタオルを敷いて置くと良いよ」

 シートを汚されては大変と、征男は持ち込んだ紙包みから何枚かのタオルを取り出し、二つ折りに重ねて、彼女の尻の下に敷かせてから、ヌルヌルになっているワレメをなぞらせながら運転し、目的地の河川敷公園に着き、その端の方にある鉄道の橋梁の下に止めた。
窓ガラスからは遠くに有る街灯の明かりが微かに差し込んでいた。
 
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