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渇いた人妻たち
第3章 不倫願望
浩美の耳元でその言葉を囁き、曲も終わりを迎えようとしていたので囁いていた方の耳の穴に熱い息を噴きかけ、耳朶に小さなピアスを着けていたがその上から舌を軽く這わせた後ピアスごと両唇で優しく挟み、それを咥え、チュッと音を立てて吸ってみた。
彼女は全身の力がぬけてしまったようにふらつきながら征男に身を預けるように寄りかかり、声にならない小さな喘ぎ声を洩らして仰け反り、
「そんなあぁぁ変になって来たわ」
その時の眼はイッタ時のようにとろんとなり焦点は定まっていなかった。
歌が終わり席に戻る時もふらついてはいけないと思い、征男は彼女の手をしっかりと支え、元の席に座らせ、征男自身も興奮を少しでも和らげようと、二つのグラスにビールを注ぎ「お疲れさま」と二人はそれぞれの思いを胸に、お互いのグラスを合わせて飲み干した。
三人の妻たちが征男に心を寄せて、はしゃいで居るのも気づかないのか、その亭主たちは暢気に酔っ払って、討ち死に状態で眠っていたのである。
彼女は全身の力がぬけてしまったようにふらつきながら征男に身を預けるように寄りかかり、声にならない小さな喘ぎ声を洩らして仰け反り、
「そんなあぁぁ変になって来たわ」
その時の眼はイッタ時のようにとろんとなり焦点は定まっていなかった。
歌が終わり席に戻る時もふらついてはいけないと思い、征男は彼女の手をしっかりと支え、元の席に座らせ、征男自身も興奮を少しでも和らげようと、二つのグラスにビールを注ぎ「お疲れさま」と二人はそれぞれの思いを胸に、お互いのグラスを合わせて飲み干した。
三人の妻たちが征男に心を寄せて、はしゃいで居るのも気づかないのか、その亭主たちは暢気に酔っ払って、討ち死に状態で眠っていたのである。