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渇いた人妻たち
第3章  不倫願望
 その頃征男はハーレムに居るような気分でタイプの違う三人の 人妻に囲まれて、気分良くグラスを傾けていたが尿意を促したのでその場の誰に聞くとはなく、
 「トイレは何処?」
 「私も行きたいので案内するわどうぞ」
 その時征男の問いかけにすっくと立ち上がったのは明美で渡り廊下をしばらく進んでいくと、
 「男性はこちらです」
 先にたち征男が行こうとする場所のスイッチを押した後彼女はその奥にあるドアのノブに手を掛けてその中に消えて行った。
 征男が溜まりに溜まった用を済ませてスッキリした気分でドアを開けると、上からブラジャーの辺りまでブラウスのボタンを外した明美がそこに立っていたのである。
 征男が後ろ手でドアを閉めるのを待ちかねていたように、征男に抱きつき唇を求めて来たので征男が彼女の唇に自分の唇を重ねると彼女は自らの舌で征男の唇を割り、差し込んでくるので征男もそれに応えて、お互いに舌を絡め合わせていると彼女は征男の背に廻していた左手で、征男の右手首を取り、前もってボタンを外してある所へ誘導しようとしていた。
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