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渇いた人妻たち
第3章  不倫願望
 明美の提案でその後それぞれの夫が眠りこけている間に、そこで眠る夫や家で寝ている子供の事も全て忘れ、さかりの憑いた動物の雌となり雄である征男に抱かれ抱きつき触り触られと本能の趣くままに行動していた。
 明美が二度目の提案をした。
 「今夜は今までで一番楽しかったような気がするわ、これからカラオケの時には必ず駅長さんに参加してもらわない?」
 「明美さんも思っていたの?私もそれを言おうかと迷っていたの、私は大賛成よ、梨花さんはどうなの?」
 浩美は自分からその事を言い出すと怪しまれないかと、随分前からずっと考えていたので絶好の機会だと、語調を強めて発言していた。
 「私も賛成」
 「じゃあ全員一致で次回から、駅長さんはメンバーの一人とすることで今夜はお開きにしましょう」
 征男は帰るタクシーの中で、この夜、衣服越しではあるが不倫適齢期で二人の好奇心旺盛な、しかも不倫願望の強い渇いた人妻の肉体の感触を味わい、二人とも堕ちたも同然と自信が湧き、にんまりしながらどちらから先にいただこうかと、自分の下腹部は長時間の勃起からくる我慢汁で、下着をしとどに濡らしながらも贅沢な悩みをしていた。
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