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第5章 専務夫人

　「脇の下が開いているのよ、知ってた？」
　「そうなの」
　「そこから手が入るわ」
　「良いのかい？」
　「少しでも長く、柔らかな手で私の肌に触っていて貰おうと思って着てみたの」
　「気を使ってくれて嬉しいよ」
　「早く入れてみて」
　「では・・・」

　征男は明美の大胆な申し出を素直に受け、右手を彼女の左脇へそっと差し入れてみた、そこには湯上りでサラッとした冷たくて、柔らかな熟れた女の肌が征男の手を待っていた。
征男の手が入った時、明美はその手が入っている所を人目から隠すため、左手を下に下ろしていた。
「明美さんの肌はきめが細かくて、こうしているだけで気持ちが良いよ」
　「貴方の手は、女の手みたいに柔らかくて、触られているだけで気持ちが良いわ、それと、今日はノーブラよ分かる？」