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渇いた人妻たち
第5章 専務夫人
 全身が痙攣し、征男の手からすり抜けるようにその場にしゃがみ込んでしまった。

 明美の鼻から出たと思われるうめきながらの声は、言葉にはなっていなかったが征男には彼女の身体の反応でイク時の最後の叫びに聞こえていた。
 征男の足元で、壁に背を預けて肩で息をしている明美を見下ろしていた征男は、ふと悪戯心が起こり、無言でズボンのジッパーを下げ、勃起している肉棒を引き出し、どうするだろうかと彼女の顔の前にさらしてみた、それが眼に入らないのか、それとも眼を閉じているのか、反応が無いので我慢汁の出ている
先端を彼女の唇にそっと触れさせてみた。
 明美はその時初めて我に帰ったようで、その肉棒を片手で握り、先端から糸を引いている透明の液をチュッと吸い取り、それから征男が望んでいた通り大きく口を開け、それを咥えてきた。
 「ここでは気が散って最後まで行かないだろうからもういいよ。その行為だけで充分だよありがとう」
 明美は征男の肉棒から口を放し、立っている征男を上目遣いに見上げた。
 「駅長さんのこれは、太くて長くて全部が入らないわ、うちのは全部入るのにごめんね」
 「良いよ、全部入らなくても気持ち良いのは同じだよこんな事させて済まないね」
 「これで止めてもいいの?」
 「仕方ないよ、こんな所だもの」
 「ごめんね私だけイッテ」
 「良いんだよ、その代わりに近日中に誘うから、その時に今日の分までお願いするよ」
 「いいわ、その時には貴方が嫌と言うまでしてあげるわ、でもこんなに大きいのがアソコに入るのかしら、裂けはしないか心配だわ」
 「そろそろ戻らないといけないね」
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