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渇いた人妻たち
第6章 初めての経験
 「本当?男の人からそんな言葉聞くの初めてで、お世辞でも嬉しいわ」
 「お世辞じゃないよ、明美さんは歳も十歳位若く見えるし、プロポーションもその年代で通るほどで、どう見ても既婚者には見えないよ」
 「超嬉しい、うちの主人なんかはどんな服装していても、結婚以来何にも言ってくれた事など無いのよ」
 「そう、でも男ってそんなものだよ」
 「駅長さんて女性をよく観ているのね?」
 「特に、興味の有る人だけはね」
 「じゃあ私には興味があるのね?」
 「前に言ってあるだろ?それよりこの先のコンビニで弁当でも買って行こうか?」
 「いいわ私が買ってきます」
 車から降りて嬉しそうにコンビニに消えて行く明美の後姿を見送りながら、征男は内心で[やがてあの素晴らしいプロポーションの彼女を一糸纏わぬ素っ裸にして自由にできるんだ]と思い、男のシンボルを熱くたぎらせていた。
 「愈々だね、僕の待ちに待ったその時が近付きドキドキしているよ」
 「私も初めてお会いした時からこんな日が必ず来るだろうと思っていたわ、駅長さんは女を虜にするフェロモンみたいなものが全身から出ているような気がするわ、だから側に寄っただけで何かが狂ってしまい、こんな人に抱かれたいと想ってしまうのよ」
 「これから素っ裸の付き合いをしようとするのに駅長さんは不自然だよ、僕も今から君の事を明美と呼んで良いかな?」
 「良いわよ、それで貴方の事は?」
 「上原でも征男でも良いよ」
 「では征男さんで良い?」
 「良いよそれで」
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