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龍、人生の絆
第8章 仲間
「タイマン勝負なんて
認める訳にはいかない。
一歩間違えば
乱闘騒ぎになるからね。」
優子は更に赤くなりながら
「結果は私の惨敗で終わった。
いつも後ろを取られて…
気が付いたら
私は下着だけになっていた。
社長がもう降参か?
って尋ねてきたから
まさかって強がったけど…
すぐ私はナイフで
下着も切り刻まれて
全裸になってしまった。
恥ずかしかったけど
族員の前では
そんな事は言ってられない。
だけどそれが裏目に出て
私、押さえ込まれたの。
全裸で勝負あったんだけど
まだ私が勝負に拘っていたから…
族員の前で足を広げられて
犯される寸前だった。
族員が助けに入ろうとしても
私が止めていたし
社長がヘッドに泥を塗るかって…
誰も手を出せなかった。
勿論由美ちゃんも…」
「あそこで私が手を出したら
私が犯されていたよ。
一応、機動隊100人
率いていたんだけど
社長の目が怖くて
手を出せなかったさ。」
「社長の一物が私を犯す寸前で
「まだやる気?
もう後がないよ。
何をしても良いから
自分を大切にしろ」
って。
「お前は今日犯されたら
間違いなく妊娠するだろ?
そうなったら一生後悔するぞ。
場所を変えても
お前はヘッドになれる
素質があるから
今日は負けを認めろ。」
と言われた。
私…実はすごく怖かったの。
それまで男って族の勢いで
制圧していたから
あんなふうに犯されるって
思っていなくて…。
そこで観念した。
それからは社長の
厳しい監視の下で
色々習い物をさせられた。
挨拶に始まり、お茶、華道、書道、
舞踊、詩吟など…
死ぬかと思ったわ。」
優子は淡々と
今までのいきさつを話した。