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龍、人生の絆
第9章 それぞれの過去
その日、佐知子は龍と
会話を交わす事はなかった。
「ご飯食べる?」
「いらない…」
「じゃ、
食べたくなったら食べな。
ここに置いておくから…」
「ぐぅ~…」
「あら…?」
龍はくすっと笑った。
佐知子はぷいっと横を向く。
そんな日が暫く続いて…
「ねぇ、外に出してよ。」
「駄目…」
「何で?そんな権利が
叔父さんにはあるの?」
「あるよ…」
「何処に…?」
「ここに…」
龍はそう言って佐知子の傍にしゃがみ
「チュッ…」
頬にキスをした。
「な!何するの?!
スケベっ!」
「初恋の味…」
龍はペロッと舌を出して
部屋を出て行った。
「一体、何なの?」
佐知子は訳が分からないと
言った表情で龍を見る。
会話を交わす事はなかった。
「ご飯食べる?」
「いらない…」
「じゃ、
食べたくなったら食べな。
ここに置いておくから…」
「ぐぅ~…」
「あら…?」
龍はくすっと笑った。
佐知子はぷいっと横を向く。
そんな日が暫く続いて…
「ねぇ、外に出してよ。」
「駄目…」
「何で?そんな権利が
叔父さんにはあるの?」
「あるよ…」
「何処に…?」
「ここに…」
龍はそう言って佐知子の傍にしゃがみ
「チュッ…」
頬にキスをした。
「な!何するの?!
スケベっ!」
「初恋の味…」
龍はペロッと舌を出して
部屋を出て行った。
「一体、何なの?」
佐知子は訳が分からないと
言った表情で龍を見る。