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龍、人生の絆
第9章 それぞれの過去

「実は…」

結花は自分が心臓に欠陥がある為に

憧れの優子がいる秘書課には

入れなかった事。

どうしても秘書になりたいが

今のままではなれない。

だったら龍に抱かれる事で

龍の口から秘書課への転属を

指示して貰いたくて

今日押しかけた事を正直に話した。

「結花…お前な…
呆れた奴だ…」

「だって…」

「あのな…仮にだぞ?
今日、結花を抱いても
秘書課に入れない
確率の方が高いぞ?
それでも俺に
抱けと言うのか?」

「じゃぁ、龍さんには
権限がないの?
お飾り社長さんなの?」

「はぃ…?」

龍は目を丸くして結花を見た。

「はははっ…!」

龍は笑い出した。

結花の発想があまりにも

短絡的で分かりやすいからだった。

「結花はそんなに
私の秘書になりたいのか?」

「龍さんのと言うより
優子さんみたいになりたい。」

「そうか…
しかし、秘書の仕事は激務だ。
現在でも優子君は
体調を崩している。
そんな激務の部署に
俺の大事な結花を
配属する気にはなれんよ。」

「結花なら大丈夫…
絶対に迷惑は掛けない!
足は引っ張らないよ。
例え…心臓が止まっても
良いと思っています。」

「結花…」

真剣な結花の表情から

心底優子に惚れて

その覚悟は半端ではないと感じた。
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