この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
龍、人生の絆
第9章 それぞれの過去

「龍さん、お願いだから…
結花は…ここしか
帰る場所がないの…
お願いだから…」

「遊びでは出来ない事だぞ?」

「おっさん!
だから何処に
目を付けてるかって
聞いてるんや!?」

美香は黙って

龍の前に免状を差し出した。

そこには取得者の

名前は三人ばらばらだが確かに

各免状の最高位があった。

「龍さん、
私達だって
結花の事があってから
黙っていた訳ではないんです。
確かに一人では
主任の足元にも及びませんが
三人揃えば…」

風化が切り出した。

「師範免状か…う~む…」

龍は感心した様に免状を見つめた。

「お前達…
全く…心配させんなよ。」

龍は立ち上がり

「結論!!
結花の秘書課への転属は
決定します。
また結花が戻るまで
人員の補充はしません。
結花の給料待遇については
規定考慮の上支給し、
今回の治療費、養生費についても
会社が負担します。

なお、今後俺の帯同は
秘書課メンバーが
持ち回りとします。」

「お前達…
主任を助けてやってくれ。
結花が戻ってくるべき場所を守れ!
良いな…」

優子はその場で泣き崩れた。

「知らなかった…
この子達がここまで結花の事を
心配して陰で努力しているなんて…
私が知らない間に立派になって…」
/136ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ