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龍、人生の絆
第2章 拘束、脅迫
「はぁはぁ…」
激しく呼吸をしながらルナは果てた。
龍はルナを優しく抱きしめながら
「良かったよ、綺麗だった」
と、頭を撫でていた。
ルナは小さく頷きながら
目は満足感と後悔の念が入り混じっていた。
「貴方、ごめんなさい…」
ルナはこれから起こっていくであろう事を
色々考えながらも龍に抱きしめられていた。
「龍さん、私のいくところ、
見てしまったのね。
あれほどこれは他人には
見せないと誓ったのに。
私、主人を裏切ってしまった。」
ルナは涙を浮かべていたが
龍はルナの涙を指で拭きながら
「ありがとう。」
と囁いた。
「龍さん、私…」
「それ以上言うな、
自分を責めるなよ」
「うん…」
ルナは頷き、暫く黙っていたが
少しづつ表情が和らぎ
綺麗になっていった。
それは一線を越えた事で観念し
今後を受け入れようとした
現われだったのかもしれなかった。
「さて、龍さん。
私のいくところを見た
代償は高いわよ。」
「何がご希望ですかな?
お姫様?」
「では罰として
今後デリヘルを使う時は
私を専属で指名する事とします。
なお、最低120分は
保障して頂きます。」