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龍、人生の絆
第8章 仲間
これには一同もびっくり!!
彼氏がいるのは知っていたが結婚とは…
庶務課主任の敬三は涙を隠せなかった。
「あの佐知子が…
社長、貴方のおかげで
佐知子は、佐知子は
人並みの幸せを
手に入れましたぞ。」
敬三は社長に向かって
深々と頭を下げた。
佐知子の事は…
後に書こうと思います。
「最後に、
これは俺自身の事でも
ありますが沙織君の後継者が
決まりました。
恵子君入って…」
龍に呼ばれると
ルナは皆の前で頭を下げる。
「宜しくお願いします。」
ルナは深々と頭を下げた。
「恵子君は沙織君の後釜として
リサーチ業務を行ってもらう。
それと恵子君は
俺と同居している仲です。」
「え~~~!!!!!」
社員全員から驚きの声がした。
「社長!おめでとう!!」
「まだ早いっつうの。」
「それと恵子君は
元風俗嬢です。」
龍が全員に告げる。
「えっ??!!!」
ルナは真っ青になった。
何も初対面の面前で
それを言う??
ルナは信じられない…
と言う表情を見せた。
ルナは今にも泣き出しながら
この場を立ち去りたい気分だった。
しかし、社員は
「また仲間が増えた。
恵子ちゃん宜しくね~。」
その言葉はルナの耳には入らない…
「龍さん、酷いよ、酷すぎる…」
ルナは泣き出しそうになったが
そっと傍に支える人がいた。