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ビューティーサロン『マキ』
第13章 『院長』
ガチャっ。
遠くで物音がした。
目を開けていても ぼんやりとしか見えない
白衣を着た 大きなヒト。
真木院長だと思った。
あたしは素っ裸で ベッドの上で仰向けになったままだった。
ヤバイっ、見られちゃう!!
と思っても M字に開いた脚さえ動かせない。
「ほほーっ、キレイですよ、まいさん。」
真木院長の声が聞こえる
あたしは何か言おうとしたけど、唇が微かに動いただけだった
「なんです、院長。 施術中に、失礼ですよ。」
ゆきさんの声。
「んんーっ、」
あたしは開ききった脚を閉じようとするのだけど、やっぱり動かす事が出来ない。
「いや、これ。 オプションに使う器具を持って来たんだよ。」
院長の手にピンクベージュのスティックのようなものが握られている。
「あら。」
ゆきさんは少し驚いたように見えた
その間にも院長は右へ左へ、体を動かしている。
位置的に、あたし、ゆきさん、院長となっているので、なんとか、あたしを見ようとしてるのだと思った。
「わざわざ、すみません。 あたしとした事が、、」
院長から、そのスティックを受け取りながらも、ゆきさんは体を左右に動かして、嫌らしい視線から あたしを守ってくれているように見えた。
遠くで物音がした。
目を開けていても ぼんやりとしか見えない
白衣を着た 大きなヒト。
真木院長だと思った。
あたしは素っ裸で ベッドの上で仰向けになったままだった。
ヤバイっ、見られちゃう!!
と思っても M字に開いた脚さえ動かせない。
「ほほーっ、キレイですよ、まいさん。」
真木院長の声が聞こえる
あたしは何か言おうとしたけど、唇が微かに動いただけだった
「なんです、院長。 施術中に、失礼ですよ。」
ゆきさんの声。
「んんーっ、」
あたしは開ききった脚を閉じようとするのだけど、やっぱり動かす事が出来ない。
「いや、これ。 オプションに使う器具を持って来たんだよ。」
院長の手にピンクベージュのスティックのようなものが握られている。
「あら。」
ゆきさんは少し驚いたように見えた
その間にも院長は右へ左へ、体を動かしている。
位置的に、あたし、ゆきさん、院長となっているので、なんとか、あたしを見ようとしてるのだと思った。
「わざわざ、すみません。 あたしとした事が、、」
院長から、そのスティックを受け取りながらも、ゆきさんは体を左右に動かして、嫌らしい視線から あたしを守ってくれているように見えた。