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秘蜜〜蘭子の物語〜
第1章 秘蜜
「ぁあ……気持ちいいっ……」
毎晩の風呂場でのオナニーがこの時の最大の楽しみだった。
中学生になった蘭子は身なりこそ真面目な学生だったが頭の中はエッチなことでいっぱいだった。早い者だとこの年齢からセックスを体験するのだという。蘭子は期待に胸を膨らませていた。
この頃の蘭子の日課はオナニーはもちろんだったが、セックスに関しての情報収集にも精を出していた。携帯電話やネット環境のなかった蘭子には本屋が唯一の収集場所であった。
男性向けのエッチなコーナーに入る勇気はなかったが、女性向けの雑誌にもエッチな特集はよくあったのだ。それを立ち読みしたり、気になる記事のときは少ない小遣いで買ったりもした。学校でエッチなシーンが話題になる漫画などがあると、密かにその漫画を集めたりもしていた。
エッチな記事を広げながらにするオナニーは、妄想しながらするオナニーとはまた違った趣があって、この頃の蘭子は気に入った記事を見つけては日に何度もオナニーを繰り返した。
毎晩の風呂場でのオナニーがこの時の最大の楽しみだった。
中学生になった蘭子は身なりこそ真面目な学生だったが頭の中はエッチなことでいっぱいだった。早い者だとこの年齢からセックスを体験するのだという。蘭子は期待に胸を膨らませていた。
この頃の蘭子の日課はオナニーはもちろんだったが、セックスに関しての情報収集にも精を出していた。携帯電話やネット環境のなかった蘭子には本屋が唯一の収集場所であった。
男性向けのエッチなコーナーに入る勇気はなかったが、女性向けの雑誌にもエッチな特集はよくあったのだ。それを立ち読みしたり、気になる記事のときは少ない小遣いで買ったりもした。学校でエッチなシーンが話題になる漫画などがあると、密かにその漫画を集めたりもしていた。
エッチな記事を広げながらにするオナニーは、妄想しながらするオナニーとはまた違った趣があって、この頃の蘭子は気に入った記事を見つけては日に何度もオナニーを繰り返した。