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秘蜜〜蘭子の物語〜
第1章 秘蜜
ここにならマットもあり、人も来ない。倉庫内から鍵をかけると固まっている男子生徒の手を自分の乳房へと押し当てた。

「どうぞ。好きにしていいよ」

「えっ……」

「みんな私の胸を見てたのは知ってるから。好きに触っていいよ」

「でも、なんで……」

躊躇う男子生徒に蘭子は妖しく微笑むとこう言った。

「中学生も卒業だし……思い出作りに、ね?」

蘭子の淫靡さに躊躇っていた男子生徒もその理性を外した。最初は恐る恐る触れていた乳房にも次第に大胆になっていく。初めて触れた女の身体に溺れたように、男子生徒は蘭子の乳房を揉みしだいた。

蘭子もオナニーで胸を触わることはあっても人にされるのは初めての経験だった。感じる部分だけを攻めるわけでもなく、焦れったいような快感だったがそれてもいつもの数倍は興奮した。

甘い吐息を漏らしながら蘭子は男子生徒に囁きかける。

「ねぇ……直接触って?」
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