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秘蜜〜蘭子の物語〜
第1章 秘蜜
レジへ本を持ってくる男の目も大半は胸に視線を奪われている。わざと谷間を見せつけるような仕草をすれば顔を赤らめる男も少なくはなかった。
そして蘭子にとって書店バイトでの楽しみ。それはどんな人間がどのようなエッチな本を読むのか、それを覗き見ることだった。
真面目そうなサラリーマンが巨乳のグラビアを購入したり、ヤンキー風の男が幼い顔をした女のエッチな本を購入したりと、人の性癖をこっそり見るのが楽しくて仕方がない。
(この人はどんなエッチなことをするんだろう)
そう考えているだけでも時間はあっという間に過ぎていく。
金も手に入り、人の視線を胸に集め、性癖を覗き見ることができるバイトは蘭子にとっては天職だった。バイトが楽しくて仕方がない蘭子の勤務態度はなかなかの評判で、ピンチヒッターを頼まれることも珍しくはない。
そして蘭子にとって書店バイトでの楽しみ。それはどんな人間がどのようなエッチな本を読むのか、それを覗き見ることだった。
真面目そうなサラリーマンが巨乳のグラビアを購入したり、ヤンキー風の男が幼い顔をした女のエッチな本を購入したりと、人の性癖をこっそり見るのが楽しくて仕方がない。
(この人はどんなエッチなことをするんだろう)
そう考えているだけでも時間はあっという間に過ぎていく。
金も手に入り、人の視線を胸に集め、性癖を覗き見ることができるバイトは蘭子にとっては天職だった。バイトが楽しくて仕方がない蘭子の勤務態度はなかなかの評判で、ピンチヒッターを頼まれることも珍しくはない。