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秘蜜〜蘭子の物語〜
第1章 秘蜜
「須藤さんはよく働いてくれるし真面目だし、うちの店は大助かりだよ。こんなに働いて、なにか欲しいものでもあるのかい?」
ある日そう問いかけてきた店長に、蘭子は谷間を見せる仕草をしながら意味ありげに微笑んだ。
「欲しいものはあるんですけど……それは秘密です」
アルバイトの給料日。蘭子はいつもその日に全額お金を下ろしていた。
今月は休んだバイトの分まで働いた。その分給料も多い。
「いつもより多く買えちゃう」
蘭子は嬉しそうに微笑む。その顔は紛れもなくまだ幼さの残る高校生の女の子だ。
蘭子は携帯電話をネットに繋ぐ。欲しいものを買うためだ。だが繋ぐサイトは大手通販サイトでも激安の洋服サイトでもない。アダルトグッズが多く並ぶサイトですらなかった。
ある日そう問いかけてきた店長に、蘭子は谷間を見せる仕草をしながら意味ありげに微笑んだ。
「欲しいものはあるんですけど……それは秘密です」
アルバイトの給料日。蘭子はいつもその日に全額お金を下ろしていた。
今月は休んだバイトの分まで働いた。その分給料も多い。
「いつもより多く買えちゃう」
蘭子は嬉しそうに微笑む。その顔は紛れもなくまだ幼さの残る高校生の女の子だ。
蘭子は携帯電話をネットに繋ぐ。欲しいものを買うためだ。だが繋ぐサイトは大手通販サイトでも激安の洋服サイトでもない。アダルトグッズが多く並ぶサイトですらなかった。