この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
秘蜜〜蘭子の物語〜
第1章 秘蜜
蘭子が開いたのは出会い系サイトだ。
そう、蘭子はここで出会った男たちを毎月数回に渡って買っていた。
最初は身近にセフレを作ればいいと思っていた。だがある日気が付いたのだ。
自分の性的欲求を完璧に満たし、後腐れなく別れることができる相手。そんなものは身近に存在はしないと。
ではどうするか、と思ったときに辿り着いたのが出会い系サイトだった。
歳の若い蘭子ならば金を払わずともセックスは出来た。だがあえて金を渡すのは己が主導権を握るためだ。相手に自分の好きなシチュエーションでセックスをしてもらう。
元より金がもらえるなどと思っていない男たちは一万円札を握らせれば大抵のわがままを聞いてくれた。危ない目にもあったことがない。
「今回はどんな男がいいかしら?」
そう言いながら蘭子は洋服でも見るように男たちを物色していく。
そう、蘭子はここで出会った男たちを毎月数回に渡って買っていた。
最初は身近にセフレを作ればいいと思っていた。だがある日気が付いたのだ。
自分の性的欲求を完璧に満たし、後腐れなく別れることができる相手。そんなものは身近に存在はしないと。
ではどうするか、と思ったときに辿り着いたのが出会い系サイトだった。
歳の若い蘭子ならば金を払わずともセックスは出来た。だがあえて金を渡すのは己が主導権を握るためだ。相手に自分の好きなシチュエーションでセックスをしてもらう。
元より金がもらえるなどと思っていない男たちは一万円札を握らせれば大抵のわがままを聞いてくれた。危ない目にもあったことがない。
「今回はどんな男がいいかしら?」
そう言いながら蘭子は洋服でも見るように男たちを物色していく。