この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
恋蕾~レンライ~
第2章 あたしと美術教師と画学生。
きっかけ。

2年になって間もない頃だった。

ガラガラ~。
突然、本間先生が教室に入って来た。
もちろん、担任とかではない。

「お~い、誰か、、いや、日直でいいか。日直は居るか?」
「はい?」

その日の日直はたまたま あたし、だった。

次の時間の美術の授業の準備を手伝えって事だった。

美術準備室から隣りの美術室まで、石膏で出来た、丸とか四角を運ぶだけ。

「落とすなよ。壊されては困る。」

手伝わせておいて、なんて言い草なのよ
と思ったけど、 石膏は意外と重かった。

数もあったし、一個ずつしか運べないから、それなりに時間もかかった。


授業も終わり、後片付けも当然のように、あたしが手伝った。

片付け終わって、帰ろうとしたら、
「お前、名前は?」 今頃?って思ったけど
「浅倉です。」

「そうか。浅倉、コーヒー飲んで行け。」


美術準備室はホントは広いのかもしれないけど、荷物とかごちゃごちゃあって。
先生の机と、小さなテーブルと
{当然そこにも、ごちゃごちゃ物があるんだけど }
長いソファーくらいしかスペースがない。

あたしはソファーにちょこんと座り、タバコ臭い準備室で苦いコーヒーを啜った。


それから、なぜか

美術の準備の時はあたしが指名されるようになった。
/19ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ