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H☆学園 高等部
第8章 ●○美術の時間○●
今日の授業は美術だ。


先生「さぁ、今日の美術の授業では、粘土細工をやってもらう」

美羽(粘土~!?懐かしいなぁ。小学生の図工以来じゃないの、粘土なんて。)

生徒たちに粘土が配られた。


先生「粘土と言っても、これは近年開発された特殊な粘土だ。素材はすべてゴムでできていて、口に入れても安全な素材だ。体温を感じなくなると、いい感じの硬さに固まり、一度固まると熱を加えても形をキープするという優れものだ。だから完成までは常に手で触っておくように。」


美羽(口に入れても安全って・・・子どもじゃあるまいし、口に入れたりしないのになーw
それにゴムだとぐにぐにしちゃって、完成してもなんだかかっこよく決まらないような感じがするんだけど・・・まぁいっか。)

少し疑問は沸いたが、美羽はその時は特に気に留めなかった。


先生「では課題を発表する。」

美羽(あ、課題とかあるのかぁ。好きなものを作る感じじゃないのね。)


美羽は忘れていた。
ここはHな教育に力を入れている学校。
普通の授業なんてありえないのだ。

次に先生が口にした課題に、美羽は仰天した。


先生「課題は、男子は女性のおっぱい、女子は男子の性器だ。形を知っておくのは大事だからな。ちゃんと自分好みの大きさと形に仕上げること!それでははじめ!!」

美羽「えええ!!??な、何だって!!??」


思いがけない課題に喜ぶ生徒たち。


俊介「よっしゃー!!!図工苦手だけど、おっぱいなら大得意♪」

幹也「俺も俺も♪うおー、燃えてきた!!」

絵梨「やだぁ!先生のえっちぃ!///」

玲奈「え~、好みの男性の性器だなんて・・・きゃー!///」


美羽の思いとは裏腹に、みんなテンションが上がっていた。


美羽「ちょっと待ってください!無理です!そんな!分かりません!!」


戸惑う美羽をよそに、他の生徒たちはさっそく作業に取りかかっていた。
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