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止められなかった…
第26章 双方の想い…
帰宅したアパートの前に峻くんの車は無かった。
私は雪さんの言葉を思い出しながら部屋へ入る…


((私がどうにかしないと駄目なの…?))


と、携帯が鳴り出す。

峻くんからの着信。

雪さんの言葉が渦を巻いて、私は電話に出る事ができなかった。

電話が切れる。

直後メールが入った。

“着替えとか準備できた!今から行くけど、いいよね?”

私は、少し悩んだ挙げ句に『考えたい事あるから無理…』と返信する。

それに対して

『無理って言われても、俺も無理。とにかく行くから。』

と、半ば強引な返事が帰ってくる。



数分後、峻くんは私の部屋に居た…



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