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止められなかった…
第12章 鋭い視線…
いつものデスク…

先週までは、ただ楽しく気の合う同僚仲間だった峻くんが座っている…。


“峻!おはよ~!”


雪さんは、いつも通りに朝の挨拶をする。


“雪さん、おはようございま~す!今週一週間、孝さん急に出張入って居ないんで、オレ仕切り役です。”


2人は仕事の話を始めている。

私は、自分のデスクに座り、パソコンを立ち上げた後、2人に混ざる訳でもなく座ったまま動かずに居た。


“お~い!ゆなっ!”


雪さんが手招きで私を呼ぶ。


…仕事しなきゃ…


雪さんの元へ向かう…
隣に居る峻くんへは目を向けずに…


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