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太陽の下で
第4章 上弦の月
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10年前、まだ僕が高校1年生の頃だった。
入学して数ヶ月が経ち、クラスにも馴染んできて、順風満帆な高校生活の中にいた。
まだその頃は、いつか僕にも好きな女の子ができて、付き合ったり、デートをしたり、そう言うことがこの先にきっとあるんだろうと思っていた。
そんな時、同じクラスのよく笑う女の子と少し仲良くなったんだ。
その子は僕によく話しかけてくれて、僕はだんだん彼女のことが気になりだして、目で追うようになって、毎日がドキドキの連続だった。
これが初恋なんだと気づいた頃には、寝ても覚めても彼女のことを考えていて、彼女に申し訳ないと思いつつも、裸を想像して自分を慰めると言う行為をするようになっていた。
特定の誰かを想って自慰に耽るなんてこと、これまでの僕には経験がなかったのに、もしいつか付き合うことになったら、とか、彼女を抱くことになったら、とか、そんなことを考えては身体を熱くした。
でも恋愛経験のない僕は、告白するなんてことはできなくて、恋心を胸にしまって、毎日彼女に会いたくて学校へ行った。
そんな僕の毎日が大きく変わったのは、2学期が終わる頃だった。
入学して数ヶ月が経ち、クラスにも馴染んできて、順風満帆な高校生活の中にいた。
まだその頃は、いつか僕にも好きな女の子ができて、付き合ったり、デートをしたり、そう言うことがこの先にきっとあるんだろうと思っていた。
そんな時、同じクラスのよく笑う女の子と少し仲良くなったんだ。
その子は僕によく話しかけてくれて、僕はだんだん彼女のことが気になりだして、目で追うようになって、毎日がドキドキの連続だった。
これが初恋なんだと気づいた頃には、寝ても覚めても彼女のことを考えていて、彼女に申し訳ないと思いつつも、裸を想像して自分を慰めると言う行為をするようになっていた。
特定の誰かを想って自慰に耽るなんてこと、これまでの僕には経験がなかったのに、もしいつか付き合うことになったら、とか、彼女を抱くことになったら、とか、そんなことを考えては身体を熱くした。
でも恋愛経験のない僕は、告白するなんてことはできなくて、恋心を胸にしまって、毎日彼女に会いたくて学校へ行った。
そんな僕の毎日が大きく変わったのは、2学期が終わる頃だった。
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