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太陽の下で
第7章 満月
昨日は仕事が休みでよかったけど、今日からはどうしたものか。

もう少し様子を見てから考えようと、僕はいつものルーティンに戻った。

もしまだしばらく彼女がここにいるとして、僕の生活を必要以上に変えてしまってはいけない気がしたんだ。

なるべく静かに、音を立てないようにだけ気をつけて、お湯を沸かす。

昨日1日ほったらかした観葉植物に、心の中で謝ってお水を注ぎ、洗濯機を回して、部屋の中は箒で簡単にはいた。

沸いたお湯でコーヒーを淹れていると、広野さんと目があった。

クマが酷く、力のない目をしてる。

「おはようございます。僕はコーヒーを飲みますが、広野さんも飲みますか?」

返事は聞こえなかったけど、広野さんには牛乳を温め、コーヒーとあわせてカフェオレを淹れた。

「さて、こっちへ来てください。今日の予定を立てますよ。」

重そうな足取りでやって来て、ソファーに背中を預けるように丸まって座った。
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