この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
薔薇色の鎖
第1章 囚われる
聡さんの部屋は、駅前から見える高層マンションにあるらしく、正直こんな綺麗なマンションになんか入ったこともないので入り口から緊張している私に気づき、聡さんはこう言った。

「エントランスは綺麗だけど、普通の部屋だから。」

そう言って、私の手を引いてエレベーターに乗り込むと、腰に手をそえられ抱き寄せられた。

「あっ・・・」

思わず驚いて声が漏れる。

彼の胸に顔をうずめると、柔軟剤の香りなのかとてもいい香りに包まれた。

「ねぇ、会ったばっかりの10歳も年下の女の子にこんな事する俺って最低かな?」

彼は自虐的に笑って、私にそう問いかけた。

私は恥ずかしくて目を合わせることもできずに、必死に首を振ることしかできない。

彼は妖しく微笑んで、私の耳元に唇を寄せて囁く。

「だってさっき言ったよ?
僕は美味しいものを食べるのもはやいし、美味しいものって解ってたら我慢できずに早く食べたくなるんだよ。」

思わず囁かれてそういう経験がそんなに人より多くない私は、その場で腰が砕けそうになってしまう。

こんな感覚・・・知らない・・・

正直、そういう経験がないわけではなかったし、彼氏になった人とはそういう事はしたことはある。

でも正直こんなものかという程度だったし、好きだからなんとなくしていたけどあんまり好きな行為ではなかった。
/68ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ