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薔薇色の鎖
第1章 囚われる
「ごめんね、玲奈・・・僕は君に言っていない事があるんだ・・・」

彼はそう言いながら、私のワンピースのファスナーをおろして服をゆっくりと脱がせていく。

下着姿になり真っ黒なシーツのベッドに横たわると、上から彼に見下ろされる。

すると彼はベッドサイドの引き出しから、あるものを取り出す。

金属がぶつかる音がし、思わず私は身を固くした。

ガチャッという音がし、私の両腕は手錠で枕元のベッドのパーツの一部に完全に繋がれていた。

「聡・・・さん・・・?」

私は恐怖で、彼に懇願するように見つめると、彼は頭上で服を着たまま妖艶に笑って言った。

「ごめんね・・・僕は束縛しないと欲情しない。
つまりは人と違う性癖を持っているんだ・・・
怖がらないで・・・ひどい事はしないから・・・むしろ玲奈をいっぱいいかせて狂わせたいだけだから・・・」

そう言って彼は私に近づき、ブラの上から先端の部分を見つけ出し強くつまんだ。

「あっ・・・」

恐怖に支配されながらも、思わず声が漏れてしまう。

下着の上から刺激され、そのじれったさに腰が動いた。

その様子を見て聡さんはクスッと小さく笑って言った。

「直接触って欲しい?」

そういって下着の上からその先端を強くつまんだ。
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