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薔薇色の鎖
第2章 飼われる
彼は料理をおそるおそる食べ始めると、子供のように目を輝かせて言った。

「玲奈って料理上手なんだね!尊敬するよ!」

どうやら聡さんは、全く持って料理の才能が皆無なんだそうだ。

一回卵焼きをつくったら、人が食べる未知の味に出来上がったらしい・・・

「薬の配合とか研究の分量とかは間違えないのに、なぜか料理はうまくできないんだよね・・・」

いえ、普通の人はそっちの方が絶対に難しいと思うんですが・・・という言葉を心の中で私はつぶやく。

そして食べ終わった食器を洗っていると、聡さんが後ろから私を抱きしめて言う。

「エプロン姿ってそそるね・・・」

「あっ・・・聡さん・・・洗物の途中・・・っ」

私が言い終わらないうちに、聡さんが私のスカートの中に手をのばし、お尻を撫で回し始めた。

そして私の身体に聡さんが身体を密着させると、腰より少し高い位置に熱い聡さん自信が固くなっているのを感じる。

「ご飯食べて、洗物してる玲奈みてたら・・・もうこんなだよ・・・」

聡さんが耳元で囁くと、私の体の奥がきゅんとして甘い疼きに襲われる。

たった3日なのに聡さんに、身体を知らない間に作り変えられてしまったんじゃないかという不安に駆られた。

「せめて終わってから・・・あっ・・・」

彼が、私のスカートの中に手を入れて、下着の横から指を滑り込ませてそこをなぞるように撫で始めた。
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