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薔薇色の鎖
第2章 飼われる
「本当にごめんって・・・
やっぱり玲奈怒ってるよね・・・?」
少ししょんぼりした表情で、私の機嫌をとる聡さんが少し可愛く見えたけれど、私は少し怒っていた。
確かに洗えば別にいいんだけれど、服を着た背中に事後に出されるのはあんまり気分のいいものではない。
背中のなま暖かくて張り付く感触に、背中に出されたと思って正直びっくりしてしまいつい小さく悲鳴をあげてしまった。
「別に洗うからいいんだけど、やっぱり服の上に出されるのはやっぱり無理。
もう二度としないって約束してくれれば許してあげる。」
少しふてくされた顔でそう言うと、彼は目の前で手をあわせて拝むようにして言った。
「もう二度と服の上には出しません!
約束します!」
思わずその態度が普段の変態Sっぽい態度からは想像できないくらい子供みたいに見えて、思わず軽くふふっと笑ってしまった。
「なんか聡さん小学生みたい。
先生に怒られてる子見てるような気分になる。」
私の笑顔にほっとしたのか、汚された服から寝間着に着替えた私を聡さんがぎゅっと抱きしめる。
「おかしいな・・・僕がいつもご主人様みたいにしているのに、今日はなんか玲奈がご主人様みたいだ。
でもこういうのも、悪くないかな。」
そう言う彼を見上げながら、私は自然と笑顔になる。
なんかこの人は本当に、普段は子供みたいで私を抱く時は妖艶で・・・
どんどん彼のいろんな顔をみる度に離れられなくなりそうだな・・・心の中でそう思い、ずっとこんな時間が続けばいいのにと願っていた。
やっぱり玲奈怒ってるよね・・・?」
少ししょんぼりした表情で、私の機嫌をとる聡さんが少し可愛く見えたけれど、私は少し怒っていた。
確かに洗えば別にいいんだけれど、服を着た背中に事後に出されるのはあんまり気分のいいものではない。
背中のなま暖かくて張り付く感触に、背中に出されたと思って正直びっくりしてしまいつい小さく悲鳴をあげてしまった。
「別に洗うからいいんだけど、やっぱり服の上に出されるのはやっぱり無理。
もう二度としないって約束してくれれば許してあげる。」
少しふてくされた顔でそう言うと、彼は目の前で手をあわせて拝むようにして言った。
「もう二度と服の上には出しません!
約束します!」
思わずその態度が普段の変態Sっぽい態度からは想像できないくらい子供みたいに見えて、思わず軽くふふっと笑ってしまった。
「なんか聡さん小学生みたい。
先生に怒られてる子見てるような気分になる。」
私の笑顔にほっとしたのか、汚された服から寝間着に着替えた私を聡さんがぎゅっと抱きしめる。
「おかしいな・・・僕がいつもご主人様みたいにしているのに、今日はなんか玲奈がご主人様みたいだ。
でもこういうのも、悪くないかな。」
そう言う彼を見上げながら、私は自然と笑顔になる。
なんかこの人は本当に、普段は子供みたいで私を抱く時は妖艶で・・・
どんどん彼のいろんな顔をみる度に離れられなくなりそうだな・・・心の中でそう思い、ずっとこんな時間が続けばいいのにと願っていた。