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薔薇色の鎖
第2章 飼われる
「でもね、玲奈の匂いを感じたり身体の柔らかさとかさらさらの髪の毛とか感じるだけで、なんか出したいとかどうでもよくなるんだよね。
単に、僕が変態だからかもしれないけれど。」
そう言いながら聡さんは、私の頬や額や鼻や唇に優しいキスをする。
本当はとても寂しがりやな人なんじゃないんだろうか?
なんとなく私は彼のキスを受けながら、そう思ってただ彼に身を委ねた。
結局生理が終わるまで、彼は毎日私を愛しいものを扱うようにただ優しく抱きしめた。
なんかそんな事をすると、愛されているような気がして勘違いしそうになる。
少しだけ希望をもっていいのかな・・・なんて淡い期待を抱いてしまいそうだった。
そんな時だった、珍しく聡さんが会社の付き合いで飲みにいくと言った夜だった。
私は帰りが遅くなると言われていたので、一人でご飯を食べて普段の疲れからかもう早い時間にベッドで寝ていた。
ガタンという大きな物音で目が覚め、私は起き上がりリビングに向かうと、そこにお酒に酔って倒れ込んでいる聡さんがいた。
「えっ!?聡さん??」
私が呼びかけると、彼はうつろな目で私を見上げて言う。
「玲奈・・・僕がいない間何をしていたの・・・?」
単に、僕が変態だからかもしれないけれど。」
そう言いながら聡さんは、私の頬や額や鼻や唇に優しいキスをする。
本当はとても寂しがりやな人なんじゃないんだろうか?
なんとなく私は彼のキスを受けながら、そう思ってただ彼に身を委ねた。
結局生理が終わるまで、彼は毎日私を愛しいものを扱うようにただ優しく抱きしめた。
なんかそんな事をすると、愛されているような気がして勘違いしそうになる。
少しだけ希望をもっていいのかな・・・なんて淡い期待を抱いてしまいそうだった。
そんな時だった、珍しく聡さんが会社の付き合いで飲みにいくと言った夜だった。
私は帰りが遅くなると言われていたので、一人でご飯を食べて普段の疲れからかもう早い時間にベッドで寝ていた。
ガタンという大きな物音で目が覚め、私は起き上がりリビングに向かうと、そこにお酒に酔って倒れ込んでいる聡さんがいた。
「えっ!?聡さん??」
私が呼びかけると、彼はうつろな目で私を見上げて言う。
「玲奈・・・僕がいない間何をしていたの・・・?」