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薔薇色の鎖
第2章 飼われる
その瞬間に聡さんに強い力で、ソファーに押し倒された。
酔いすぎて完全に理性を無くしている・・・そう思い身体が恐怖で固まる。
「聡さん・・・しっかりして・・・酔ってますよね?」
恐怖に身体が固まりなんとか抜け出そうともがくけれど、彼は眼鏡の奥にあの最初に出会った時の冷たい瞳で私を見つめていた。
やだ怖い・・・この身体は聡さんなのに、優しい聡さんとは全く違う冷酷な彼が私をソファーに押しつける。
彼はしばらく私を押し倒して上から冷たい瞳で見下ろした後、噛みつくような激しいキスをしてきた。
お酒の匂いが口の中に充満し、いつものあの優しいキスの欠片も見あたらない。
「っ・・・くるし・・・っ・・・やめっ・・・」
キスの合間で抵抗しようと声をあげるけれど、彼の耳には届かず私は必死に彼の肩を押し返す。
そして彼は私を体重で抑えつけながら、ネクタイをほどいて暴れて抵抗する私の腕をつかみネクタイで強くしばりあげた。
「嫌っ!やだ!!!」
私が必死に抵抗するのもむなしく、腕が拘束される。
ネクタイが手首に食い込んで激痛が走る・・・いつもの優しく私を拘束する聡さんじゃない・・・そう思った。
「逃げようとしても無駄だよ・・・君は僕のお人形なんだから・・・」
彼が冷たく私に笑いかけて言う。
その表情に、背筋が凍りそうなほどの恐怖を感じて、瞳から涙があふれた。
酔いすぎて完全に理性を無くしている・・・そう思い身体が恐怖で固まる。
「聡さん・・・しっかりして・・・酔ってますよね?」
恐怖に身体が固まりなんとか抜け出そうともがくけれど、彼は眼鏡の奥にあの最初に出会った時の冷たい瞳で私を見つめていた。
やだ怖い・・・この身体は聡さんなのに、優しい聡さんとは全く違う冷酷な彼が私をソファーに押しつける。
彼はしばらく私を押し倒して上から冷たい瞳で見下ろした後、噛みつくような激しいキスをしてきた。
お酒の匂いが口の中に充満し、いつものあの優しいキスの欠片も見あたらない。
「っ・・・くるし・・・っ・・・やめっ・・・」
キスの合間で抵抗しようと声をあげるけれど、彼の耳には届かず私は必死に彼の肩を押し返す。
そして彼は私を体重で抑えつけながら、ネクタイをほどいて暴れて抵抗する私の腕をつかみネクタイで強くしばりあげた。
「嫌っ!やだ!!!」
私が必死に抵抗するのもむなしく、腕が拘束される。
ネクタイが手首に食い込んで激痛が走る・・・いつもの優しく私を拘束する聡さんじゃない・・・そう思った。
「逃げようとしても無駄だよ・・・君は僕のお人形なんだから・・・」
彼が冷たく私に笑いかけて言う。
その表情に、背筋が凍りそうなほどの恐怖を感じて、瞳から涙があふれた。