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薔薇色の鎖
第2章 飼われる
そして必死に足を閉じて抵抗するも、拘束されているのもありあっという間に寝間着と下着をおろされ、足を開かれる。

「いやぁ!やだ・・・怖いっ・・・やだぁ・・・!!!」

必死に叫ぶも、防音完備なこの部屋で誰かに聞こえるはずもなく、むなしくリビングに自分の悲鳴が響くだけ。

そしてベルトをはずす金属音が響き、私の恐怖を更に煽った。

必死に足を動かして抵抗するも、膝を強い力で抑えこまれて抵抗するだけ無駄だ。

次の瞬間、全く恐怖で濡れていないそこに彼自身がねじ込まれる。

痛くて苦しくて、私は泣き叫んだ。

「痛い!やだ、やめて!お願いだから抜いてっ!!!」

そう訴えても聡さんは激しく腰を動かし、一言も発さずに荒い息づかいだけが聞こえる。

信じたくないけれど、私のそこは痛みを和らげる為か恐怖の為か段々と蜜を吐き出し、やがて水音が室内に響き始める。

屈辱と痛みで快感は感じず、私は涙を流しながら彼から目を反らし声を手の甲で殺してその行為に耐え続けた。

あまりの痛みに耐えきれず、私の目の前は真っ暗になる。

夢をみた。

小さい可愛らしい幼稚園くらいの子供がひとりで砂場で泣いている。

「どうしたの?」

と、話しかけるとその子はかわいい瞳で私を見つめて言った。

「僕ね、好きなものをいつも壊してしまうの。
大事だって思えば思うほど、どうしても壊したくなってしまうの・・・大事なのに・・・」

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