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薔薇色の鎖
第1章 囚われる
それから、再会するにはそう時間はかからなかった。
たまたまその日はバイトも休みで、何も予定も入れていなかったので何気なくスマホで彼に連絡を入れてみた。
『今日って仕事終わりにお時間ありますか?
よかったらこの前のお礼にご飯いきませんか?』
そう連絡すると、思ったより早く返事が帰ってきた。
『今日は定時であがれそうだから喜んで!
じゃあ最寄駅は一緒だろうから、駅で待ち合わせしよう。
楽しみにしてます。』
思わずその返事を見て、微笑んでしまう。
あの日から、私の頭の中は彼の事で支配されるようになってしまっていた。
どうしてもあの妖艶な彼の表情が頭に焼きついて離れない・・・まるで熱に浮かされてるように身体が熱くなる。
あんなに素敵な人だし私になんか振り向いてくれるはずがない・・・そう後ろ向きに考えてしばらくは連絡できずにいた。
でも二度と会えないのは嫌だ・・・そう思って勇気を振り絞って連絡したのがさっきの事。
OKの返事をもらえて、正直拍子抜けしてしまいあんなに思い悩んだ自分が正直なさけなくて仕方ない。
今日は春らしい花柄の清楚なワンピースだし、デートにはもってこいな格好だった。
仕事の後に食事にいくって、デートに誘ってるようなものよね・・・?
そう考えたら、なんか妙に緊張してきてしまっていた。
たまたまその日はバイトも休みで、何も予定も入れていなかったので何気なくスマホで彼に連絡を入れてみた。
『今日って仕事終わりにお時間ありますか?
よかったらこの前のお礼にご飯いきませんか?』
そう連絡すると、思ったより早く返事が帰ってきた。
『今日は定時であがれそうだから喜んで!
じゃあ最寄駅は一緒だろうから、駅で待ち合わせしよう。
楽しみにしてます。』
思わずその返事を見て、微笑んでしまう。
あの日から、私の頭の中は彼の事で支配されるようになってしまっていた。
どうしてもあの妖艶な彼の表情が頭に焼きついて離れない・・・まるで熱に浮かされてるように身体が熱くなる。
あんなに素敵な人だし私になんか振り向いてくれるはずがない・・・そう後ろ向きに考えてしばらくは連絡できずにいた。
でも二度と会えないのは嫌だ・・・そう思って勇気を振り絞って連絡したのがさっきの事。
OKの返事をもらえて、正直拍子抜けしてしまいあんなに思い悩んだ自分が正直なさけなくて仕方ない。
今日は春らしい花柄の清楚なワンピースだし、デートにはもってこいな格好だった。
仕事の後に食事にいくって、デートに誘ってるようなものよね・・・?
そう考えたら、なんか妙に緊張してきてしまっていた。