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immorality ~哀戦士編~
第4章 妻の背徳行為 ~驚天動地~
恍惚の表情を浮かべ、熱い吐息を漏らす涼子
小木曽は、涼子が発情している事を、感じ取っていた。

涼子の肩に手を廻し、抱き寄せる小木曽
「くふふっ..そろそろ、行きますか?」
「えっ!」
「ホテルですよ」
「そっそれは、出来ません」
ハッキリと断る涼子
「奥さん、我慢は体に毒ですよ」
小木曽の手が、内ももを撫でる
「あんっ!」
「ほら、体は正直です。欲しいんでしょ?」
「なっ、何がですかっ」
「指だけじゃ、物足りないでしょ?」
「そっ、そんなこと...」
核心を突かれ、涼子は口籠ってしまう。

確かに、小木曽の言うとおりだった
指でイかされた事により、一週間前から続く体の疼きは、更に大きくなっていた
そして、どうしようもなく
男のモノを欲していた
それは、涼子自身も自覚していた
それでも人妻としての理性が、必死にその欲望を抑えていたのだった。
...
じわじわと、勢いを増しながら攻め込む『欲望』
その攻撃に耐え、必死に応戦する『理性』

『欲望』と『理性』の合戦は、佳境を迎えようとしていた。
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