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immorality ~哀戦士編~
第2章 元秘書の覚悟 ~反乱計画~
安部にとって牧野葉子は、以前から気になる存在であった。

牧野葉子(まきの ようこ)32歳
元総務部秘書課に勤務
(白川元専務の第一秘書)
2週間前の人事異動で、総務部庶務一課に配属
ショートカットで、小さい顔に大きな目が特徴
小柄でスリムながら、巨乳の持ち主
推定Gカップとの噂
おっぱい好きの男達にとっては、沢渡江梨花より人気が高かった
しかし、専務の第一秘書という事もあり、近づくことも出来ない存在
まさに、高嶺の花であった
そんな巨乳美女の異動は、社内で大きな話題になっていた。
...
安部も勿論、秘書課と接点はなく、話をした事もなかったが、専務と共に行動する姿を見つけた時は、その美貌と巨乳に目を奪われていた。

そんな牧野葉子と、木元の関係が気になる安部
木元は、それを察していた。
...
水の入ったグラスを揺らしながら、木元が話し始める
「安部…葉子ちゃんの事が、気になるんだろ?」
「んっ!それは…まあ...」
素直に答える安部
「お前も好きだね!まあ、あれだけの美貌に、巨乳じゃ仕方ないか」
「さっきのセクハラ試験の話を、牧野葉子さんに聞いたんだよな」
「ああ...直接、会って聞いた」
「直接、会ったのか?」
「まあな。間近で見る、葉子ちゃんのロケットおっぱいは凄いぞ」
「そっ!そうか…」
安部は、木元の事が羨ましいと思った
そして疑問をぶつける
「お前と牧野葉子さんに、接点があったのか?」
「接点は、風間だよ」
「風間?...ああ、大田原の事をずっと調べてる、ライバル社から来た男か?」
「そう、同志の風間だよ」
ずっと気になっていた言葉に、安部が反応する
「なあ木元、その”仲間”とか”同志”って、一体なんなんだ?」
「それは...いや、やめとこう」
「なんだよ、もったいぶらずに言えよ」
安部はイライラしていた。
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