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第4章 妻の背徳行為　～驚天動地～

安部の思った通り、小木曽のセクハラ行為は加速していく。

小木曽の左手が、涼子のくびれた腰に回る
「いやっ！！…ホントやめて下さい」
涼子の声が、嫌がっていると分かる
”やめろっ！小木曽”
もちろん、安部の心の声が届くわけもなく、小木曽のセクハラ行為は続く
涼子の腰に腕をまわし、体を密着させる小木曽
「くふふっ…本当に綺麗な脚ですね」
さらに小木曽の右手が、タイトスカートから出た、太ももを撫で始める
「ちょっ！いやっ…触らないでっ！」
涼子の声は、荒らげていた
”何をしてるんだ？小木曽”
握り拳を震わせる安部
安部の目には、二人の背もたれの下の、後姿しか見えない
しかし、妻の身が危ないという事は、はっきりと分かった。

小木曽に対し、沸々と沸き起こる怒りの感情
安部の顔は、怒りで紅潮していた。