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淫欲の果てに。人妻・怜香32歳の記録
第11章 堕落への恐怖
先ほどの器具にスイッチを入れた状態で、勃起したクリトリスにあてがわれる。
「やあああぁっ…!!」

私の性器が、透明な液体を噴き上げる。その後小刻みに3,4回噴き出し、それでもまだ出し切れないのか、ジョロジョロと流れる液体が臀部を伝い、床を濡らしていく。

「や…はあ…」
張ち切れそうに熱くなったクリトリスへのあまりに強い刺激に、身体がどこかへ消え去ってしまう感覚がした。目に涙が滲む。

冬木様は何事もなかったかのように、振動したままの器具を奥深くへ沈める。ずしりとした深い快感が、身体を貫く。下半身から身体全体に快楽の振動が伝達し、震える

「ああぁあ…っうぁっ…」
唯一動かせる手指を硬く握り締め、深い波を耐え忍ぶ。が、まったく耐えきれていないのが自分でももうわかる。
ガクガクと動く身体を、ベルトが全力で押さえつける。自由を奪われているのに性感がどんどん強まり、体内に蓄積する。

しばらく奥を弄ばれると、器具を引き抜かれ、勃起したままの先端にまたあてがわれる。

「ひゃぁっ…!あああっ!!」
ビクビクと太股を震わせながら、水飛沫が上がる。噴き上げる度に、性感がまた上昇していく。それがなぜなのかは、もうとっくにわからない。

「うぅっ…うっ…」
自分の意志とは関係なく、勝手に流れ出る潮。私の身体なのに、自分の意志では止めることができない。

「やはり怜香は、乳首が気持ち良くてこんな風になってしまったようだ。」

絡みつくような乳房への刺激は、まだ終わらない。乳房の先端を執拗に擦られ、欲情が悲鳴を上げる。
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