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淫欲の果てに。人妻・怜香32歳の記録
第3章 灯された情欲
縛られた両手に力が入る。何かを強く掴んでこの快感からどうにかして逃れたいのに、両手は空中を掴むばかりで快楽は紛れるどころかどんどん強烈になる。
解放して、とばかりに手のひらを開いたり閉じたりの動きをくり返すも、そんなちっぽけな抵抗には何の効果もない。

やめて、と願う心とは反対に、与えられる快楽に悦ぶ私の身体…。いつのまにか両脚を大きく開かせ、ピストンを受け入れている。
どうして。私はこんなに淫乱な身体だったの…?恥ずかしいのに…

「ん、あああぁあああ…」
気づけば淫乱な熱は両足のつま先まで広がり、全身が真っ赤な炎に包まれる。脚を開いて恥ずかしい汁を染み出し、男性の指を受け入れよう、と身体がもがいていた。

身に着けていた衣服の最後の砦であった薄紅色のパンティはとうに脱がされてしまった。くくりつけられた両手首の縄は緩まることなく絡みつき、私の上半身の動きを封じている。

ピストンをくり返す指がもう1本増やされ、さらに大きな快楽の波がやってくる。両目を閉じ、唇を噛んで耐えようとする。
すると顎を持たれ、いきなり口づけをされた。
「んーっっ…!!」

口づけをされながらも、指での刺激はやまない。男性が熱い舌を口内に挿し込もうとしてくる。でも私は絶えずやってくる悦楽の波に荒い息が止まらず、まともに唇を重ねることすらできない。
快楽によって様々な感情が麻痺してきた私は、それでも私の口を塞ごうとしてくる目の前の男性に対し、獣のように応えようとしていた。

「ぁ、あ、んあぁあああ」

まだ、許してはもらえないの?
口づけを終えてもなお続く、乳房と膣への愛撫。緩急をつけてくり返される刺激に、慣れることなんてできるはずがない…。

欲しい、この人が。愛しい…
絶え間ない悦楽の波の中、そんな感覚が自然に湧き出て、止まらない。私は彼の首に両腕をまわし、すがりつくように強く抱きしめたかった。
それなのに両腕の自由が効かない私は、ただ脚をみっともなく開いて、淫欲の虜となった下半身で彼の愛撫を受け入れるしかない。
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