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淫欲の果てに。人妻・怜香32歳の記録
第3章 灯された情欲
ふと目に入った男性の腕時計の針が、3時を指していることに気づく。
時間の感覚などとうになくなったはずなのに、視界に飛び込んだ現実を見て、さらに身体の燃え上がる思いがした。私は一体、どのくらいの時間、目の前のこの男性に身体を弄ばれ続けているのだろう……。

蕩けそうな頭で考えていると、また乳首をつままれ、ひっと声をあげかけた私の身体に、口づけがされる。
私の腰に手をまわし、お腹から太もも、つま先へと口づけられる。

お願い、解いて…。

手の自由が効かない私は繰り返される愛撫を拒否することも、すがりつくこともできず、ただ淫らな汁を垂れ流して快楽を受け入れることしかできない。
私はまるで、快感を与えられ悦ぶ、雌の動物だった。

「いや…いやぁぁああ…!!」

膣奥を刺激する2本の指がさらに激しくいやらしい動きをした瞬間、目の前が徐々に白くかすみを帯びてきて、そのまま意識が飛んだ。
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