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淫欲の果てに。人妻・怜香32歳の記録
第4章 蝕む身体 独りよがりの発情
なんとか駅にたどりつき、早朝出勤の会社員と朝帰りと思しき若者がまばらに乗車している5時過ぎの電車に駆け込み、座席へ座る。
夫は、何の連絡もしないまま朝帰りしたことに怒っているだろうか…。それよりも、昨夜のことをもし夫に知られてしまったら…!
下半身にほんのり残ったけだるさと、太股と両手の疲労感が、昨夜の行為が事実だということを否が応にも突きつける…。
身動きのとれないまま、はしたない格好をして、男性からの姦淫な行為にあんなにも感じてしまった。昨夜の1シーンが脳裏に一瞬浮かぶと、痺れるような甘い鼓動が全身を駆け巡る。
…性交はしていないとはいえ、酔いつぶれたあげくに夫以外の男性と密室であのようなことに及んでしまったのだから、同じようなものだ。許されることではない。
万が一、夫に知られることとなったら…きっと、私はすべてを失う。抗いようのない現実と最悪の事態が浮かび、頭がくらくらした。
夫は、何の連絡もしないまま朝帰りしたことに怒っているだろうか…。それよりも、昨夜のことをもし夫に知られてしまったら…!
下半身にほんのり残ったけだるさと、太股と両手の疲労感が、昨夜の行為が事実だということを否が応にも突きつける…。
身動きのとれないまま、はしたない格好をして、男性からの姦淫な行為にあんなにも感じてしまった。昨夜の1シーンが脳裏に一瞬浮かぶと、痺れるような甘い鼓動が全身を駆け巡る。
…性交はしていないとはいえ、酔いつぶれたあげくに夫以外の男性と密室であのようなことに及んでしまったのだから、同じようなものだ。許されることではない。
万が一、夫に知られることとなったら…きっと、私はすべてを失う。抗いようのない現実と最悪の事態が浮かび、頭がくらくらした。